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■「太陽（てぃだ）」

【撮影スナップ】

◎撮影現場での模様はこちらから↓
《 撮影初日｜撮影2日目｜撮影3日目｜宮古島ロケ 》

映画を作るということは大変なことである。しかも今回はまったく映画作りは初めての私がゼネラルプロデューサー、俳優の峰岸徹さんと天宮良さん、シンガーソングライターの古代眞琴さんがプロデューサーというメンバーで 作ろうとしているのだから、それはもういろんな事が起こりまくりで、果たして最後までたどりつけるのだろうか？？
―西 初恵

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12月30日　都内某所にてクランクイン。

12月30日に撮影に入ったがその日に訳ありでカメラマン、照明さん、音響さんを変わっていただくことになり31日のロケを中止して急遽スタッフ探し。元旦に打合せて２日から撮影再開、みたいなスタート。
そんな中、本当に凄いスタッフが入って下さって、カメラマンのさのさんは去年「海猿」を撮ったカメラマン。
照明の大石さんは元黒沢組。凄すぎる・・・・。
ドキドキハラハラで撮影はスタートした。

撮影の三分の一を12月30日から1月3日で撮ってしまおうというのだから大変。年末年始に撮影させてもらえる場所を探すのにも一苦労。
予算もないので、私の車は衣装置き場となり、衣装担当もプロデューサーである私。撮影が終わると事務所に帰り翌日の衣装の準備。

空いた時間は打合せ、平均睡眠時間は2時間弱。そんな日々が5日続いた1月3日の朝は目が覚めたら手にお正月のかまぼこを握りしめていた。
ナゼ？？　
余程お腹がすいていたのか・・・、記憶がない。

そして現場では撮影機材を運ぶのは峰岸さんの車、そして「はーい、本番行きます」の声は天宮さんの声。
そんな現場だから、他のキャストも荷物を運んだりカメラマンのさのさんも移動の車の運転をしたり皆で助け合い。

着替えは車の中。
男性はまだいいとしても女性の桂さんには本当に申し訳ないが、そんな中でも笑顔の桂さん。

思い起こせばヒロインのオーディションでは全員一致で彼女がいいということになったが、プロフィールを見ると凄い映画に多数出演していて、とても今回の現場では申し訳ないと思い、正直に現状を伝えお断りするしかないなと桂さんの事務所の前島社長さんにお会いしたら、

前島社長「大丈夫、やらせていただきます」
私「えーーっ、本当にいいんですか？」

みたいな出会いでした。
素晴らしいヒロインに出会え、最高のキャスト、スタッフに恵まれて良い映画にならない訳がない。

今から編集、音入れだけど、仕上がりを楽しみにしていてください。

◎撮影現場での模様はこちらから↓
《 撮影初日｜撮影2日目｜撮影3日目｜宮古島ロケ 》